まっすー


📘:書籍版に記載
🔵 青文字:重要
🔴 赤文字:最重要
Contents
📝 問題リスト
🤔 呼吸機能検査・スパイロメトリ(▼)
- 📘 スパイロメトリで得られる主なパラメータを挙げてください
- 閉塞性換気障害,拘束性換気障害をスパイロメトリで得られるパラメータで分類してください
- 📘 フローボリューム曲線から得られる主なパラメータを挙げてください
- 閉塞性肺疾患のフローボリューム曲線の特徴を述べてください
- 拘束性肺疾患のフローボリューム曲線の特徴を述べてください
- V̇₅₀/V̇₂₅比の臨床的意義を説明してください
- 気管狭窄と末梢気道閉塞のフローボリューム曲線の違いを述べてください
🤔 パルスオキシメータ(▼)
- 📘 酸素飽和度95%,90%,85%のときの酸素分圧はそれぞれおよそどのくらいになりますか
- パルスオキシメータの測定原理を簡潔に説明してください
- 📘 パルスオキシメータの測定値に影響を与える因子を挙げてください
- パルスオキシメータの測定値を低く表示する可能性のある色素にはどのようなものがありますか
- 一酸化炭素ヘモグロビン(COHb)はパルスオキシメータの測定値にどのように影響しますか
- 📘 メトヘモグロビン血症ではパルスオキシメータの測定値はどうなりますか
🤔 カプノメトリ(▼)
- 正常カプノグラムの各相について説明してください
- 📘 二酸化炭素吸収剤の劣化が生じている場合のカプノグラムを図示してください
- 📘 COPD患者や気管支痙攣を生じている場合のカプノグラムを図示してください
- 📘 自発呼吸努力が生じている場合のカプノグラムを図示してください
- 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO₂)と呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO₂)には差が生じますが,これはなぜですか?
- 📘 上記の差が生理的な差を超えて広がる場合にはどのような病態が考えられますか?
- 📘 カプノグラム上,再呼吸が疑われる場合にはどのように対応しますか?
- 📘 術中に突然ETCO₂が消失した場合,何を考えますか?
👥 はじめに



カプノグラムが重要ですね



そうだね.波形自体が出なくても,FICO₂の上昇やカプノグラム波形の消失というキーワードは出るだろうしね.



とりあえず再呼吸と消失時の対処をスムーズに答えられるようにしておきます!
Keywords
スパイロメトリ,フローボリューム曲線,%肺活量,1秒率,閉塞性換気障害,拘束性換気障害,パルスオキシメータ,酸素飽和度,異常ヘモグロビン,メトヘモグロビン,一酸化炭素ヘモグロビン,カプノグラム,カプノメトリ,再呼吸,ETCO₂,PaCO₂-PETCO₂較差,肺塞栓,COPD,閉塞性パターン,死腔
🤔 スパイロメトリ・フローボリューム曲線
📘 スパイロメトリで得られる主なパラメータを挙げてください
- 肺活量(VC),努力性肺活量(FVC)
- 1秒量(FEV₁),1秒率(FEV₁/FVC)
- 最大中間呼気流量(MMEF もしくは FEF₂₅₋₇₅),最大呼気流量(PEF)などがあります.
補足・解説
- スパイロメトリは努力呼気を行う呼吸機能検査の総称で,同じ検査データからスパイログラム(volume-time curve:横軸=時間,縦軸=肺気量)とフローボリューム曲線(flow-volume curve:横軸=肺気量,縦軸=気流速度)の2つの表示形式が得られます.
- スパイログラムからはFVC,FEV₁,FEV₁/FVCなどが,フローボリューム曲線からはPEF,V̇₅₀,V̇₂₅などが読み取れます.
- その他に呼気予備量(ERV),吸気予備量(IRV),1回換気量(TV)なども得られます.
- %肺活量(%VC):実測VCを予測VCで除した値であり,80%未満で拘束性障害を示唆します.
- 1秒率(FEV₁/FVC):FEV₁/FVC × 100(%)で算出され,70%未満で閉塞性障害を示唆します.
- MMEF(FEF₂₅₋₇₅):努力呼出中間部分の平均流量であり,末梢気道(小気道)の閉塞を反映するとされる指標です.ただし再現性や個体差が大きく,単独での診断的価値は限定的とされるため,他のパラメータや臨床像と合わせて解釈する必要があります.
- PEF(最大呼気流量):喘息のコントロール状況のモニタリングに広く用いられています.
閉塞性換気障害,拘束性換気障害をスパイロメトリで得られるパラメータで分類してください.


補足・解説
- 呼吸機能検査のレポートに載ってるやつですね.70と80がごっちゃにならないように覚えましょう.
- 努力依存性の検査であるため,指示に上手に従えない患者では,有用性が低下します.
- ここでの1秒率はFEV₁/FVC × 100(%)を指します.高齢者ではFEV₁/FVCが加齢とともに低下するため,70%未満という固定閾値では閉塞性障害を過大評価しうることがあります.あくまでスクリーニング指標として用い,必要に応じて予測値との比較(LLN:lower limit of normal)や他の検査所見と合わせて評価します.
- 閉塞性:COPD,喘息,気管支拡張症など
- 拘束性:間質性肺炎,肺線維症,胸郭変形,神経筋疾患,高度肥満など
- 混合性:進行したCOPDに肺線維症を合併した場合などで認められます.
📘 フローボリューム曲線から得られる主なパラメータを挙げてください
- 最大呼気流量(PEF),努力肺活量(FVC),1秒量(FEV₁),V̇₅₀(50%肺気量位での最大呼気流量),V̇₂₅(25%肺気量位での最大呼気流量)などがあります.
補足・解説
- スパイロメトリと同じ努力呼気データを気量-流速でプロットしたもので,スパイログラム(volume-time curve)では把握しにくい気道閉塞パターンや閉塞部位の推定に有用です.
- V̇₅₀は比較的中枢〜中間の気道を,V̇₂₅はより末梢の小気道の状態を反映します.
閉塞性肺疾患のフローボリューム曲線の特徴を述べてください
- 呼気相の流量低下(下に凸のカーブ),PEFの低下,呼気時間の延長が特徴です.
- 気流制限の指標としてはFEV₁/FVC<70%が用いられます.
補足・解説
- 正常では呼気相は急峻に立ち上がった後にほぼ直線的に低下しますが,閉塞性疾患では呼気後半で気道が虚脱しやすくなるため,下に凸(scooped-out pattern)のカーブとなります.
- 気管支拡張薬投与後にFEV₁が200mL以上かつ12%以上改善すれば可逆性ありと判定されます.
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