まっすー


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👥 はじめに



麻酔科医が意外と弱い不整脈と心停止もポイントですね



通常の循環破綻の場合や搬送中のCPRに加えて,側臥位や腹臥位でのCRPも要チェック.麻酔科学会からプラクティカルガイドが出てるから必ず読んでおくこと!



は〜い.心臓って止まってからだとやることがとりあえずプロトコルで決まってますけど,止まりそうな心臓が一番大変ですね.



麻酔科の血中アドレナリン濃度も急上昇する.
Keywords
不整脈 心房細動 術中心停止 心室細動 ICU CPR 心肺蘇生 側臥位 腹臥位 術中心停止
日本麻酔科学会ウェブサイト 術中心停止い対するプラクティカルガイド ※外部リンク
🤔 周術期の不整脈
📘 周術期に生じる各種不整脈の原因となりうる状態について挙げてください.
- 周術期不整脈の原因は多岐にわたりますが,いずれも原因の同定と是正が治療の基本です.代表的なものは以下の通りです.
- 呼吸・循環因子: 低酸素血症,高二酸化炭素血症,血圧変動,心筋虚血など
- 代謝性因子: 電解質異常(特にK⁺,Ca²⁺,Mg²⁺),アシドーシス,低体温など
- 機械的因子: 手術操作(心臓や縦隔の直接的刺激),中心静脈カテーテルの心腔内刺激など
- 薬物性因子: カテコラミン,吸入麻酔薬,抗不整脈薬など
補足・解説
- 麻酔科医って不整脈に強そうって思われている節があるのですが,意外とそうでもないっていう・・・💣
- 周術期不整脈では,低酸素血症・低血圧・電解質異常・薬剤・手術操作など可逆的原因の検索と是正を同時並行で行う必要があります.低カリウム血症に対して抗不整脈薬を投与しても根本解決にはなりません.
📘 早期の治療の対象となる不整脈にはどのようなものがありますか.
- 血行動態に重大な影響を及ぼすものが治療の対象です.
- 具体的には,高度房室ブロック(3:1以上のⅡ度,MobitzⅡ型,Ⅲ度),心室細動(VF),心室頻拍(VT)などの致死的不整脈,血行動態に影響を与える徐脈,および血行動態を破綻させる上室性頻拍が該当します.
📘 循環が不安定な狭いQRS幅の頻脈性不整脈にはどのように対応しますか?
- 循環動態が不安定(低血圧,意識障害,ショック症状)の場合は,薬物療法よりも同期下カルディオバージョンを優先します.
- R波同期モードを選択し,心室細動への移行を回避します.エネルギー量は一般的には50〜100J程度から開始して必要に応じて増量します.
- 多くの場合,単回のカルディオバージョンで正常洞調律に復帰します.
補足・解説
- 多くは発作性上室性頻拍(PSVT)であることが多いです.
- 患者が意識がある場合には鎮静薬(ミダゾラムやプロポフォール)を使用しますが,重度のショックでは安全性を最優先します.
- 循環が安定している場合には薬物療法も検討可能です.
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