まっすー


📘:書籍版に記載
🔵 青文字:重要
🔴 赤文字:最重要
Contents
📝 問題リスト
- 📘 心房細動(発作性心房細動含む)のある患者の術前評価の留意点を挙げてください.
- 📘 CHADS2スコアとは何ですか?
- 📘 術中の頻脈性心房細動に対してどのように対処しますか.
🤔 Brugada症候群(▼)
- 📘 Brugada症候群の心電図の特徴について説明してください.
- 📘 Brugada症候群が疑われる患者で術前評価の留意点を挙げてください.
- 📘 Brugada症候群患者で注意すべき薬物にはどのようなものがありますか?
- 📘 Brugada症候群患者の麻酔を行う際にはどのような準備・注意が必要ですか?
- 📘 術前心電図検査でQT延長が見られる場合に確認することは何ですか.
- 📘 QT延長症候群(二次性)の代表的なリスク因子を上げてください.
- 📘 QT延長症候群で問題となる不整脈は何ですか.
- 📘 torsade de pointesのリスク因子にはどのようなものがありますか.
- 📘 術中にTdPを生じた場合,どのように対応しますか?
- 📘 WPW症候群の特徴的な心電図について説明してください.
- 📘 WPW症候群で使用を控えるべき循環作動薬にはどのようなものがありますか.
- 📘 WPW症候群に心房細動が合併するとなぜ危険ですか?
- pseudo VTとはどのような不整脈ですか?また,なぜこの名で呼ばれますか?
- 📘 pseudo VTを生じた場合にはどのような対処を行いますか?
👥 はじめに



不整脈も苦手です



麻酔科って不整脈に強そうってイメージあるけど,実はそうでもないことが多いね.私も好きじゃない.



ここに挙げたのがメインですか?



そうだね.心房細動,Brugada,QT延長,WPW.この当たりはどれかは出る可能性が高い.逆に言うとマニアックなものは出ないと思う.VTとかVFに関しては別のページで取り上げるよ.
スコアリングなんかも重要だから要チェックね.



覚えること多い〜
Keywords
心房細動 CHADS2スコア Brugada症候群(ブルガダ症候群) QT延長症候群 TdP:Torsade des Pointes WPW症候群 pseudoVT 偽性心室頻拍 マグネシウム製剤 低カルシウム血症 低マグネシウム血症 PSVT 発作性上室性頻拍 narrow QRS tachycardia
日本循環器学会.2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/01/JCS2020_Ono.pdf (2024年11月閲覧)
🤔 心房細動
📘 心房細動(発作性心房細動含む)のある患者の術前評価の留意点を挙げてください.
- 基礎疾患の確認:高血圧・弁膜症・甲状腺機能亢進症など,Afの原因となる疾患を確認.
- 心房細動の分類:発作性・持続性・永続性のいずれかを確認.発作性の場合は誘発因子,最終発作,発作時症状,治療内容もチェック.
- 抗凝固療法と内服薬の確認:DOAC・ワーファリンなどの有無と,周術期の休薬方針を確認すします.DOACでは多くの場合ヘパリンブリッジは不要であり,血栓リスクが高く,かつ長期中止が避けられないケースに限り個別に検討されます.
- 脳梗塞リスク評価:脳梗塞の既往確認,CHADS2スコア(またはCHA₂DS₂-VAScスコア)によるリスク評価.
- 各種検査:心エコー(弁膜症・左房径・心房内血栓・心機能の評価),心電図(心拍数の確認),必要に応じて甲状腺機能検査.
補足・解説
- 最近はDOACの普及で周術期管理が変わってきています.ヘパリンブリッジ不要のケースも増えており,出血リスクと血栓リスクのバランスを考えた個別化対応が重要です
📘 CHADS2スコアとは何ですか?
- 非弁膜症性心房細動による脳梗塞リスクを予測するスコアリングシステムで,下記の項目で算定します(Stroke/TIAが2点,他1点)
- 心不全(Congestive heart failure)
- 高血圧(Hypertension)
- 75歳以上(Age)
- 糖尿病(Diabetes melitus)
- Stroke/TIAの既往
- スコア2点以上でリスク有りと判断し,出血傾向を考慮したうえでDOACまたはワーファリンによる抗凝固療法が選択されます.
- 低リスク患者のより細かい識別には,血管病変リスク(血管疾患,65〜74歳,女性)を加えたCHA₂DS₂-VAScスコアが広く用いられています.
補足・解説
日本循環器学会.2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン 心房細動のページ参照
- ただ,これらのスコアはあくまで長期的な脳梗塞リスクの把握に用いるものであり,周術期の抗凝固薬の継続・休薬の判断は,手術の出血リスクと個々の血栓リスクを総合的に評価して,循環器内科と協議のうえ決定されます.
- SだけはStroke(脳梗塞)で2点なのがポイント.それ以外は1点で,「C・H・A・D・S」の頭文字通り各1点+Sだけ2点と覚えると整理しやすいです😊.
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