📘 傾向と対策:麻酔法の選択・気道評価・DAMなど

Contents
♦️ はじめに
まっすーヤマ中のヤマというか基本というか,必ず問われるでしょうし,きちんと普段から根拠をもって考えておかなければいけないところですね.



まともなことを言うやん.その通り.麻酔法の選択や気道確保にはスタンダードはあるけど,症例によって答えは変わる.大事なのは「何を選んだか」だけじゃなく,「なぜそれを選んだか」を説明できることだね.



神経ブロックとか嫌いな人は嫌いですしね



試験ではそうもいかないことがあるから,基本的なものに関しては,普段やってなくても解剖とかしっかりと勉強しておくように.
♦️ 麻酔法選択
🔷 麻酔法をどう選ぶか
麻酔法の選択は基本中の基本です.
禁忌を踏まない限り間違った答えというものはないと思いますが,各設問でストーリーはありますので,異なる麻酔法や慣れていないものについても(特に神経ブロックをあまりしていない施設など)考察するようにしてください.
考慮するポイント
- 患者の基礎疾患
- 術式・手術時間
- 出血リスク
- 抗血栓薬
- 呼吸・循環状態
- 気道
- 体位
- 術後鎮痛
- 患者の希望
これらを踏まえて,選択した麻酔法の利点と欠点を説明できることが重要です.
🔷 フルストマック:RSIか意識下挿管か
フルストマック患者では,誤嚥リスクだけでなく気道確保困難リスクも同時に評価します.大まかには,
- 誤嚥リスクが高い
+ - 麻酔導入後にも気道確保できる見込みが高い
→ RSIを検討
- 誤嚥リスクが高い
+ - 挿管困難・マスク換気困難も予測される
→ 意識下挿管を含めた戦略を検討
という考え方です.
もちろん実際には年齢,協力性,気道病変,緊急度なども加味します.
過去問でも,この患者ではどちらを選ぶか,その理由を説明させる形式があります.
薬剤名や投与量,意識下挿管の具体的方法まで問われることもあるので,手順は一問一答側で確認しておきましょう.
♦️ 脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔・末梢神経ブロック
🔷 脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔
このあたりも安定して出ます.特に確認しておきたいのは,
- 麻酔法として選択する理由
- 穿刺困難時の対応
- 脊麻後低血圧
- 高位脊麻・全脊麻
- 抗血小板薬・抗凝固薬
- 硬膜外血腫
- 硬膜外膿瘍
- PDPH
です.
仙骨硬膜外麻酔も小児症例では問われたことがありますが,大きく扱うほどではありません.穿刺部位や基本的な手技を一問一答で確認しておけばよいでしょう.
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