まっすー


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📝 問題リスト
🤔 肝機能障害・肝不全患者(▼)
- 📘 肝機能の評価について説明して下さい
- 📘 Child-Turcotte-Pugh分類について説明して下さい
- 📘 MELDスコアについて説明してください
- 急性肝不全の定義と原因を述べてください
- 肝性脳症の分類について説明してください
- 📘 肝不全に特徴的な病態を説明してください
- 📘 肝腎症候群・肝肺症候群について説明してください
- 📘 肝機能障害・肝硬変患者の麻酔管理の注意点を説明してください
- 肝硬変患者の凝固障害への対応を述べてください
🤔 腎機能障害・血液透析患者(▼)
- 📘 術前腎機能評価について説明してください
- 📘 慢性腎臓病の病期分類について簡潔に説明してください.
- 📘 腎機能障害患者・透析患者の術前評価について説明して下さい
- 📘 透析患者の術前透析のタイミングについて説明してください
- 📘 腎機能障害患者で注意すべき薬剤(鎮静薬,筋弛緩薬,鎮痛薬,局所麻酔薬,抗菌薬など)について説明してください
- 📘 腎機能障害患者・血液透析患者の術中輸液・輸血管理,モニタリングについて説明してください
- 📘 腎機能障害患者・血液透析患者のシャント保護について説明してください
🤔 腎機能障害患者の術後管理・合併症(▼)
- 📘 術後の乏尿への初期対応を説明してください
- 緊急透析(HD/CRRT)の適応を述べてください
- 📘 術中・術後の腎機能増悪(AKI:急性腎障害)の原因を挙げてください
- 📘 術後のAKIに対する対応を挙げてください
- 📘 透析患者の術後肺水腫の原因と対応について説明してください
- 📘 透析患者の心停止ではまず何を疑いますか?
👥 はじめに



ここはどうですかね



基礎的な合併症だから単独では出にくいかもね.でも肝硬変とかChild分類とかは重要だし,ついでにMELDスコアなんかも合わせて覚えておいたほうがいいかもね.



透析患者さんの心臓外科手術とかしんどいですよね



糖尿病とか腎機能障害とかは色んな合併症のベースになるから要注意.
Keywords
肝機能障害 肝硬変 腎機能障害 血液透析 透析患者 慢性腎臓病 Child-Pugh分類 MELDスコア 急性腎障害(AKI) KDIGO分類 肝性脳症 肝腎症候群 肝肺症候群
🤔 肝機能障害・肝不全患者
📘 肝機能の評価について説明して下さい
- 背景疾患の把握(ウイルス性,アルコール性など)を行います.ウイルス性肝炎では針刺し事故含め院内感染に注意します.
- 予後評価にはChild-Pugh分類やMELDスコアが用いられます.
- 肝硬変進行例では貧血,凝固障害,肝性脳症,食道・胃静脈瘤の評価が必要です.肝肺症候群や肝腎症候群の可能性も考慮します.
- その他,肝機能検査として,一般血液検査以外ではICG試験やHPTなども行います.
- 腹水,黄疸,低アルブミン血症,門脈圧亢進症などの徴候にも注意し,全身状態を総合的に評価することが重要です.
補足・解説
- ICG試験:静注後15分の停滞率で肝排泄能をみる検査で,15分値 retention rate が10%以下が正常目安として示されています(施設差あり)
- HPT(ヘパプラスチンテスト):凝固因子産生能の評価に用いられます
- 肝硬変患者では心血管系合併症(肝硬変性心筋症)の合併も考慮します.
📘 Child-Turcotte-Pugh分類について説明して下さい.
- 腹水,肝性脳症,血清ビリルビン値,血清アルブミン値,プロトロンビン時間の5項目を点数化し,その合計点で重症度をClass A(5〜6点:軽症),B(7〜9点:中等症),C(10点〜15点:重症)に分類します.
- Classが進むにつれて周術期リスクは著しく上昇し,腹部手術後の周術期死亡率はClass A 約10%,B 約30%,C 約70〜80%と報告されています.重症度によっては手術以外の方法を検討すべきとされます.
補足・解説
- Child-Pugh分類は腹水や脳症といった主観的要素を含み,長期予後や合併症の全体像を把握するのに有用です.
- MELDスコアはビリルビン・INR・クレアチニンの客観的数値のみで算出され,腎機能(肝腎症候群の影響)も反映できるため,短期予後や移植適応の評価に適しています.周術期リスク評価では両者を組み合わせて使うのが一般的です.
- 肝性脳症の重症度は,羽ばたき振戦の有無,意識レベル(傾眠や昏睡の深さ),精神症状(興奮やせん妄)などによって,段階的に分類されます.
📘 MELDスコアについて説明してください
- Model for End-Stage Liver Diseaseの略で,肝移植の緊急度・優先度評価に用いられます。
- 計算項目は,血清ビリルビン,INR,血清クレアチニンの3項目で,スコアが高いほど予後不良です.
補足・解説
- 代表的な計算式(覚えなくていいです笑):MELD = 10 ×(0.957 × ln[ビリルビン] + 0.378 × ln[クレアチニン] + 1.12 × ln[INR] + 0.643).計算ツールやアプリで算出するのが一般的です.
- 周術期リスクとも相関が報告され,MELD>15などでリスクが上がる目安として扱われることが多いです.
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