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Contents
📝 問題リスト
- 心肺蘇生の基礎知識とROSC後の管理
- 心停止の原因の4H&4Tについて列挙してください.
- 質の高いCPRの条件について説明してください.
- ROSC後はどのような管理を行いますか?
- BLSとACLS
- BLSの流れのポイントについて説明してください.
- BLSに加えてACLSのポイントについて説明してください.
- PALSとNCPR
- PALSのポイントについて説明してください.
- 新生児蘇生の概略について説明してください.
👥 はじめに

救急部にいたら日常的ですが,手術室で実際にCPRすることはあまりないですね.



そうだね.何度か経験あるけど本当に怖いね.高度の冠攣縮が起きた時と,外傷で大量出血した際などに経験したよ.あとは新生児蘇生なんかは新生児科をローテートしたりしないとあまり経験しないかもね.



まずはきちんとした手順を把握することのが大事ですね.



特に質の高いCPRの条件はきちんと覚えておいて.ガイドラインも定期的に見直されるから要チェック.
Keywords
BLS ACLS PALS NCPR 新生児蘇生 質の高いCPR PEA 心室細動 心室頻拍 心静止 ROSC
🤔 心肺蘇生の基礎知識とROSC後の管理
Q. 心停止の原因の4H&4Tについて列挙してください.
- 4Hは,Hypovolemia(循環血液量減少),Hypoxia(低酸素症),Hydrogen ion(アシドーシス),Hypo/Hyperkalemia(カリウム異常)です.
- 4Tは,Tamponade(心タンポナーデ),Tension pneumothorax(緊張性気胸),Toxins(中毒),Thrombosis(肺塞栓および冠動脈血栓症)です.
- いずれも致命的になり得る状態ですが,迅速に対処することで救命が可能な原因でもあります.どれにも出会いたくないですが,麻酔中,術中にも生じる可能性がありますね😓
- 以前は6H&5Tとして知られていましたが,2020年のAHAガイドラインでは,より実践的な「4H&4T」として整理されました.HypoglycemiaやHypothermia,Trauma,などが除外されています.
Q. 質の高いCPRの条件について説明してください.
- 胸骨圧迫は胸骨下半分に対して100〜120回/分で行います.
- 胸骨圧迫の深さは,成人では5〜6cm(2〜2.4インチ),小児では胸部前後径の1/3(約5cm),乳児では胸部前後径の1/3(約4cm)の深さで行います.
- 圧迫を行うたびに胸壁が圧迫開始部位に戻るのを待ちます.また,圧迫の中断は最小限(10秒以内)に抑えます.
- 人工呼吸は過剰な換気を避け(6〜8回/分)とし,胸骨圧迫との比率は30:2を維持します(小児で2人で行う場合は15:2).
- 胸骨圧迫を行う者は2分を目安に交代し,
- 可能であればETCO₂モニタなどでCPRの質を保ちます(うちではキッチンタイマーをセットしてます).
- 私が初めてACLSの講習を受けたのは確かAHA2005だったような気がします.数年置きに少しずつ改訂されていき,あの頃よりもシンプルで分かりやすくなっています(特に不整脈関連).A-B-CからC-A-Bになりましたし.
- アンテナ張ってないといつのまにか研修医の知識の方が新しいものに・・・(^.^;)


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