Contents
症例1-1
- いつか出る出ると思っていてようやく出た無痛分娩でした.
- 無痛分娩時の合併症や帝王切開へのコンバート要件等の復習をしておきましょう!
- PIHも必発ですよ.
- 総評:基本的なことがおさえられていえば大丈夫!
症例1-2
- オーソドックスな流れで,この症例に当たった方はある程度落ち着いて対応できたのではないでしょうか?
- でも血圧測定からの流れは「あ,そうくるか〜」と新鮮でした.惑わされた方も結構いたようです.
- 総評:最後は新しいが,オーソドックスです.
症例2-1
- CEAとの兼ね合いは以前も出題されたことがありました.メリットデメリットをしっかりと把握して”はっきりと”自分の意見を主張しましょう.
- 総評:オーソドックスな大動脈弁狭窄症に関する問題です.
症例2-2
- 甲状腺は以前からよく出題されますが,DAM,気道トラブル,術後合併症等で出しやすいんでしょうね🤔
- 術後合併症による緊急の気管切開はリスク高いです.特にこのような症例では視野確保の問題,気管軟骨の変形や浮腫,脆弱組織からの出血などが問題になります.
- 総評:気道系が細かく問われるとしんどいですね.
症例3-1
- 冠動脈ステント関連は改めて整理しておきましょう.
- 人工呼吸器のグラフィックスに関してはこの10年ほどで色々な形で出題されています.典型的な波形のパターンは押さえておきましょう(特集ページ作成予定).
- FV曲線もちょくちょく出ます.意味がわかるようにしておきましょう.
- 肋間神経ブロックはどこで行うかでバリエーションがたくさんあります.ここ10〜20年でいろいろ増えましたね.
- 総評:今年の中ではしんどめの問題設定だったかと.
症例3-2
- まさにうちのような場末の救急病院のありのまんまの設定です笑.
- でも整形外科の術式問われるとは思いませんでしたね.あまりやっていない病院だとどきっとするかも・・.PFNA.
- アナフィラキシーは過去に何度も出てるしヤマなので大丈夫でしょう👍
- 総評:新傾向な出題もありましたが,難しいことは聞かれていません.
症例4-1
- 先天性十二指腸閉鎖は最近も出題されています.新生児医療を行っていない病院に勤めている場合,こういった出題はメンタルにきますね😓.
- 21トリソミーに関しては小児領域では頻出の部類に入ります.気道確保から先天性心疾患の合併など術前評価もよく問われます.
- pre-ductalとpost-ductalでの酸素飽和度乖離の原因もオーソドックスな流れで知識確認にはいいですね.
- 総評:普段やってない人にはたぶん難易度高めのしんどい問題だと思います.
症例4-2
- 昔はリウマチ・環軸椎亜脱臼・DAM・副腎不全なんかが問われていましたね.
- 今回は皆さんバッチリ勉強してるはずの出血とへの対応とCPRですね.ただし,この手術のこの合併症は診たことなかったです.
- 総評:聞かれている内容はオーソドックスです.
症例5-1
- これも毎週1度は見るような症例.ひどい消化管穿孔・腹膜炎・敗血症性ショック・ARDS・・.
- SOFAや輸液戦略などオーソドックスなものは必ず押さえておきましょう.
- RCRI関連は最近必ず問われています.一度はガイドラインに目を通しておきましょう!
- 総評:毎年出題されているような内容です.
症例5-2
- 緩和ケア中(オピオイド投与中)の患者の麻酔も近年よく出ています.特に骨転移がある場合,病的骨折を起こすことがあり,QOL維持のため骨接合術が行われます.
- 結構新傾向かも?
症例6-1
- 前回主治医へ:疑いだけじゃなくてちゃんと検査しといてくれ!
- レジデントへ:ADP気づかったんかい!
- 総評:アナフィラキシーどこいった!? ガス塞栓こわい(ガスはまだ見たことない)
症例6-2
- 高齢者の周術期はせん妄との戦いでもある.適切な予防措置を.
- 内転筋管ブロックははじめて.やってないところも多いと思うんですが勉強しろということですね.
- 患者さんへ:心配してた通りに・・.
- 総評:最近せん妄の出題が多いですね.そしてフレイル新しい.